このような症状は口腔外科へご相談ください
- 口内の異常な乾燥
- 歯茎や顔の腫れ
- 顎の関節の痛みで食事ができない
- 親知らずの痛み
- 歯がぐらついている
- 口内の傷
- 顎の関節がカクカクと鳴る
- 口や舌のできもの
- 治らない口内炎
- 事故で折れた歯
- 歯の痛み
- 味覚の異常
- 噛み合わせの悪さで咀嚼できない
親知らず
親知らずは「智歯」や「第三大臼歯」とも呼ばれ、口内の一番奥に生えてくる歯です。横向きや斜めに生えることが多く、隣接する歯を押し出して、歯並びに影響を与えることがあります。さらに、周囲の歯茎に炎症を引き起こしたり、食べ物の残りが溜まりやすくなったりして、むし歯や歯周病を繰り返す原因となることも少なくありません。このような問題がある場合には、親知らずの抜歯をおすすめします。一方で、まっすぐに生えている親知らずは、将来的に他の歯を失った場合に移植する可能性があるため、抜歯の必要性は状態を見て判断します。
痛みに配慮した親知らずの抜歯
抜歯の際には局所麻酔を行うため、基本的に手術中に痛みは感じません。もし痛みを感じた場合は歯科医師に知らせていただければ、麻酔を追加して対応いたします。当院では、表面麻酔や極細の針を使用して、麻酔注射の痛みをできるだけ軽減するよう努めています。抜歯後に痛みが生じることもありますが、処方された痛み止めを服用することで、痛みをコントロールすることができます。
口内炎
口内炎は、合わない入れ歯や詰め物・被せ物の尖った部分が原因で口内に傷ができ、慢性的な刺激が加わることで発生します。この潰瘍は黄色や灰白色の膜に覆われており、通常それほど強い痛みは伴いません。原因となる入れ歯や詰め物・被せ物を修理・調整することで、1〜2週間ほどで自然に治癒します。
半導体レーザーを使用した口内炎の治療
顎関節症
顎関節には全身のバランスを保つ重要な役割があります。近年、顎の関節に不快な症状を訴える人が増加しています。顎がスムーズに動かない、口を開けづらい、食べ物を噛むのが困難、顎を動かすと不快な音がする、関節に痛みを感じるなど、多岐にわたる症状があります。この「顎関節症」は、肩こりや腕・指のしびれ、偏頭痛、耳や鼻の不快感などの症状を同時に引き起こすことがあります。
ナイトガードによる症状の緩和
ナイトガードを使用したスプリント療法は、特に歯ぎしりや食いしばり、顎関節症の症状のある方に効果的です。就寝時にマウスピースを装着することで、噛み合わせが高くなり、顎にかかる力が軽減されます。これにより、筋肉がリラックスし、顎関節症の症状の改善が期待できます。日中に食いしばりがある場合は、日中にもマウスピースを装着することで症状の緩和が可能です。