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歯ぎしり・食いしばり

歯ぎしり・食いしばり

歯ぎしり・食いしばり歯ぎしりと聞くと、寝ている間に歯をすり合わせて音を立てる様子を思い浮かべる方が多いでしょう。しかし、歯ぎしり・食いしばりには3つの種類があり、多くの人がその症状に気づいていません。日本人の約70%が歯ぎしりを経験していると言われています。歯ぎしり・食いしばりは詰め物が欠けたり、歯がすり減ったり、最悪の場合には歯が折れることさえあります。これが原因で歯を失うリスクも高まるため、適切な対策を講じることが重要となります。

歯ぎしり・食いしばりがもたらす身体への影響

詰め物・被せ物が欠けたり外れたりする

歯に過度な力がかかると、詰め物や被せ物が欠けたり外れたりすることがあります。このような状況が発生すると、詰め物や被せ物を再度作り直さなければならなくなります。特に強い圧力が加わると、歯自体が割れることもあり、さらなる治療が必要になります。

むし歯や歯周病のリスクが高まる

歯ぎしりは、歯に小さな穴やひび割れを引き起こします。これにより、細菌が歯の内部に侵入しやすくなり、むし歯が発生するリスクが高まることがあります。さらに、歯を支える骨が破壊されると、歯周病が進行しやすくなります。

知覚過敏

歯ぎしりによる強い圧力は、歯と歯ぐきの境目を傷つけ、象牙質が露出する原因となります。この露出した象牙質が神経に刺激を伝え、知覚過敏が生じます。冷たい飲み物や風が歯に触れると痛みを感じることがあります。

顎関節の痛み

歯ぎしりは、歯だけでなく顎関節にも大きな負担をかけます。これにより、顎関節症が発症するリスクが増加します。顎の関節に痛みを感じたり、口を開け閉めする際に不快感があるなどの症状が現れることがあります。

肩こり・頭痛

歯ぎしりは、歯の周りの筋肉を過度に緊張させることがあります。この緊張が肩や首、頭の筋肉にも影響を与え、肩こりや頭痛を引き起こす原因となります。慢性的な痛みが続く場合は、歯ぎしりが一因である可能性があります。

嚙み合わせの改善

歯ぎしりや食いしばりによる顎の不調や歯の損傷を解消するためには、噛み合わせの調整が有効です。むし歯の治療や被せ物の高さの微調整することで、咬合力を均等に分散し、正しい噛み合わせを実現します。これにより、顎関節への負担が軽減され、歯ぎしりや食いしばりの症状が和らぎます。

マウスピース作製

ナイトガード

ナイトガードナイトガードは、就寝中の歯ぎしりによるダメージを軽減するためのマウスピースです。歯のすり減りを防ぐだけでなく、歯茎への負担を減らし、炎症の予防にも役立ちます。ナイトガードを装着することで、効果がすぐに得られることが大きな利点です。また、夜間だけでなく、日中の食いしばり対策としても使用することができます。